everyday~くだんねー~

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早朝AM:05時小鳥の囀りに夢から現実に戻される まだ意識もはっきりしない中 眠気眼で起き上がる窓の外は白銀の世界少し窓を開ける 風が頬を刺した。冷たいと言うよりは痛さに感じた「はぁ~今日の始まりかっ くだんねー」喋る1人言 白い吐息が言葉と肩を並べて口から出る。「寒みー」バタンっ。 窓を閉める。早々と着替え パンを手に取りTVのスイッチを入れた。毎日変わるNewS 俺の物語は毎日変わらない日常 くだんねーと思う自分は本当にくだんねーと思ってる。その夜のwineを飲むまでは、、さて朝ご飯も食べたし何時も通りにバイクに火を灯そうイヤホンから聞こえるメロディー 冷たい風が身に突き刺す何時もの道をひたすら走る片道15分「さーて着いた」 くだんねー毎日の扉を開きますか。何の将来性を持って生きてるのか?何の夢描いて、それを金に変えてるのか?分からないで包丁で肉を切りソテー 「ソースは赤wineソースだな」何て言っている。過ぎ行く時間、刻一刻と流れる白雲 包丁で刻むリズム秒針が後を追う 気付けば夕時、紅の空はすっかり海に落ち 漆黒の世界が顔出す 街のneonが空と重なり二色の風景画を想わせる。空を見ながら、手に握る包丁で魚をさばいてソテーする「ソースはブールブランだな」何て言っている。変わらないソースの香りと温もりを覚える暖かさ笑い声とナイフがお皿とカチカチ音楽を奏でている。12時を告げる分針と秒針 今日も終わりか。「毎日同じ何のアクションもねえ つまんねー」充実だけじゃ足りない何を求めてるのか?手も差し出せなくて帆を前に進めなくて、行動に移せない。朝と同じくバイクに火を灯そう朝とは違う夜の風は寂しさを少し想わせる それが原因か朝より冷たい。「あ~あ帰るかな」と思った時に響く音 右手に取る電話 友達からの電話「今何してんの?」「今仕事終わって帰るとこ」「今から飲まねー」「そうだな、、良いよ んじゃ今から行くわ」友達と酒を交わすのは珍しい事では無かった。普通に何時も通りに友達の家まで10分の距離「それにしても寒みーな早くアイツと飲むか」途中何気なく寄ったコンビニ「あっそうだ たまにはwineでも買って飲むかな」何て少し格好着けてみた もう着くな よしこの家だ「ピンポーン」「寒みーストーブ借りるね」友達との酒 弾む会話と談笑 だんだん酔いが回る時、友達が急に話したこれからを聞き言葉を失った「事業」
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