everyday~くだんねー~

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驚き 明日を恐れない勇気 向上心 自分との志しの違い 進む話しの中に出したwine「すげーでしょ?」静かにグラスに注ぐ ゆっくり回し 匂いを楽しむ「やっぱり安いだけ有って弱いねー」何て話しながらも、話しは続く AM:03時、だんだん睡魔に襲われた私達は部屋の明かりを落とし テレビの明かりだけがイルミネーションになっていた テーブルの上には空き缶と空き瓶 つまみとチーズその中でも、お互いの将来の話しに華が咲いていた 結局 朝まで飲む二人。話しの流れがそうさせたのか分からないが今宵のwineは初めて飲んだ時のように苦かった。wineの魔法にかかったビストロのステージ 今宵の酒は美味しい。気分もかなり高くなり まだ飲んでたいと思ったが、家では洗濯物の山が待っているし 何よりその日は、大事な予定が有ったのだ それは以前から来ていた新たな新店舗の会議開催日 又シャワーを浴びて無い事にも気付いた。「やべー もうAM:05時じゃん」「マジでか?」「んじゃ~俺もう帰るね、また電話すっから」「おう 気を付けてな」直ちにバイクのもとへ行く「にしても、寒み~なー」少々グチを言いながらもバイクに火を灯した。厚手のダウンに手袋も着用したが、朝の凍える寒さが頬を凍てつける 嫌でも酔いが冷める中 片道合計20分位走った。ようやく着いた。急いでバイクを止め鍵をしめた。白い息を切らしてアパートの二階 自分の部屋まで走った 寒くて上手く動かない手で、必死に部屋の鍵を開ける。「開いた」直ちにストーブにスイッチを入れた。暖かい その時聞こえた窓辺からの鳴き声 また小鳥だ。「そうか、あいつらは起きる時間か」そんな独り言を言いながら、まだ少し酔いを残す状態でシャワーを浴びる 「会議は、お昼過ぎだから、少し休もうかな」急いで風呂から上がり髪を乾かしベットに入る。何時もは起こしてくれる小鳥の囀りも今日だけは子守歌に聞こえた。ベットの中wineを飲みながら話した事を思い出していた。「あいつの行動力を真似よう」もう既に何か変わっていた。かねてから目標としていた夢、レストラン経営。だか諦めていた夢 それに小さな火が着いたと気付いた。もう毎日を、くだらねーなんて思わねーデカいアクションを起こすぜ。さっきまで、あいつと飲んでた事に感謝しなくちゃなと思いながらも、疲労と酔いのせいか だんだん夢に落ちて行く。今日は小鳥の囀りを聞きながら……
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