ある男との出会い

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『兄ちゃん、そんなに怒鳴らなくても・・・』 隣にいたスーツ姿の中年の男に声をかけられてしまった。 「すみません」 『さっきからみてたんだがまた外れたみたいだな』 「はい。競馬を始めて間もないんで・・・」 『そうか、それじゃまだ間に合うな』 「えっ、間に合う?」 若松は、男が何を言ってるのか理解できなかった。
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