一日目

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卵を抱いてた よく分からないが起きたら抱いてたので多分産んだんだろう 仕方ないので優しくあたためてみた しばらくすると中から卵を割って何かが産まれた ♂か♀かわからない ふたなりと名付ける 何処へ行くにもついて来る、かわいい 昼にご飯を食べさせる 何を食べるのか悩んだが、生八橋が好物のようだ 夕方にはふたりで夕陽を見た 夜になるとふたなりは初めて口をきいた どうやらふたなりの種族は産まれてから一日で月に帰ってしまうらしい 最後に一緒に生八橋を食べた ふたなりはすーっと月に消えた 俺は眠りについた 今日の色々な出来事を夢に見た 翌朝起きると卵を抱いてた  
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