プロローグ

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その人影は二つ。 片方は男。 もう片方は女だ。 誰かはだいたい見当がつく。 おそらくあの二人だろう。 「よぉ、イツキ。今日も食パンか?しかも何もついてねぇし…💧信じらんねぇ。ぜってぇ俺やだ。耐えられねぇ。馬鹿か?イツキ、お前馬鹿なのか?馬鹿だよな~。うん、食パンに何もつけないなんて馬鹿がやることだ。よしよし、イツキ。今日からお前をばか野郎と呼んでやる。」 最初に話かけてきたコイツは火詰 了。爆発&無造作レッドヘア~は、コイツの馬鹿さを際立たせている。……気がする。 しかし、なかなかにキレイな顔立ちをしていて意外と女子たちには人気があるのだ。 ま、俺ほどではないけどな。
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