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君を温める
僕は毛布
君を包み体を温める
君を温める
君の心を温め
動く活力をあげる
君を温め照らす
照明のように
自分の輝きに気付いてない
君を
より輝かせるために
君は時より僕を太陽のようだと言ったね
そう、僕は太陽
君は僕を見ていなくても
僕は君をずっと見ているよ
背中しか見えなくても
ずっと見てる
君の足元に積もった雪も
僕が照らして
溶かしてあげよう
君が滑って転ばぬよう
君が走り出せるよう
1歩が踏み出せるように
君は時より
光の届かぬ所に隠れてしまうね
その時は僕は黒い光となって
君に考える時間と
静かさをあげる
その時は涙を流しても
分らないから
明るい所にいても
暗い所にいても
寂しくないだろ?
寒くないだろ?
それが僕の居る証だよ
春が来れば僕をしまえばイイ
僕はいつでもここにいるよ
必要ないなら避けるといい
ボロボロになれば捨ててもいい
光らなくなったら交換するとイイ
ただ、僕の居た事は忘れないでね
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