14人が本棚に入れています
本棚に追加
どんなに繋がっていても、些細な間が寂しい
たとえいけない事と分っていても
自分を偽る事が出来ない不器用さが歯痒くて
君とKISSする度に感じる温もりも
あと数分
わざと明るく振る舞い、寂しさを見せる
君は優しく強く僕の小指を握り、僕も握りかえす。
ずっと離れないように
繋がってる、通じ合ってる事を確かめるように
決して口には出来ない『愛してる』をお互い指先で伝えあう。
君の笑う声、笑う仕草、おどけて見せる可愛いらしさ。
驚きを隠せないその瞳
全てが愛しくて
抱き締めていたかった
でも、僕の弱さ故に傷つけ
涙を拭く事さえ出来ないでいる
さぁ、もうすぐ別れの場所へたどり着く
もうすぐ、朝日が昇る
僕も君との思い出を抱き締めて旅に出、深い眠りにつこう
早く君に逢いたい…
最初のコメントを投稿しよう!