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午後は、青木というスタッフについて、病棟を回る。
休憩終了後、ナースステーションへ入ると、亜矢子へ青木から声をかけられた。
青木
「お疲れ様。師長から聞いたけど、午後はあたしと病室を回るみたいね。よろしく」
亜矢子
「そうなんです。よろしくお願いします。藤田といいます」
青木
「これから午後の再検だから、行こうか」
青木は体温計や血圧計、検温表などが乗ったカートを押し、亜矢子を誘導した。
青木は亜矢子と年が変わらないくらいのショートカットの女性だ。
みた目通り、さばさばした性格だろうと亜矢子は思った。
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