†chaputa-4†『夢を見る少年』

11/15
前へ
/432ページ
次へ
「それじゃこれで終わりにしてあげますよ」 コディアが攻撃をしようとしたところだった 「え? か、体が動かない」 デーモンの動きも止まる 「なんなんだこの感じ……まるで夢の中にいるみたいな」 奥から誰かが歩いてくる 「パーティーはそろそろ終わりにしませんか?」 「何者だ……?」 「僕はリィエン。夢幻の月です」 「まさか夢眼の羅刹か……!?」 コディアが急に震える 「勝てるわけがない……」 「リィエン……」 「シグルーンさん大丈夫ですか?」 「あぁ」 「こうなったら最大技を出すしかない。黒鎖斬襲!!!!!!!!」 黒鎖は一つに集まり巨大な鎌のようになる その鎌はアルヴィスとリィエンを目掛けて振り落とされる リィエンは鎌の方向も振り向かずに鎌を片手でおさえる 「夢神障壁」 コディアの回りに大きな魔方陣が現れた 「おやすみなさい」 コディアはその場に倒れた 「眠っただけです」
/432ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2307人が本棚に入れています
本棚に追加