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「それじゃこれで終わりにしてあげますよ」
コディアが攻撃をしようとしたところだった
「え? か、体が動かない」
デーモンの動きも止まる
「なんなんだこの感じ……まるで夢の中にいるみたいな」
奥から誰かが歩いてくる
「パーティーはそろそろ終わりにしませんか?」
「何者だ……?」
「僕はリィエン。夢幻の月です」
「まさか夢眼の羅刹か……!?」
コディアが急に震える
「勝てるわけがない……」
「リィエン……」
「シグルーンさん大丈夫ですか?」
「あぁ」
「こうなったら最大技を出すしかない。黒鎖斬襲!!!!!!!!」
黒鎖は一つに集まり巨大な鎌のようになる
その鎌はアルヴィスとリィエンを目掛けて振り落とされる
リィエンは鎌の方向も振り向かずに鎌を片手でおさえる
「夢神障壁」
コディアの回りに大きな魔方陣が現れた
「おやすみなさい」
コディアはその場に倒れた
「眠っただけです」
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