私の幼い頃の話

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そのまま、私は安心して寝て、朝に成りました。 いつもと、変わらず朝が来る… そう思ったのも、つかの間… 朝から家の電話が鳴り、受話器を取る母親。 内容はこのような内容でした。電話の相手『○○さんのお宅ですか?』 母『はい。』 電話の相手『○○病院の者です』母『はい』 電話の相手『○○大変申し上げにくいのですが…』 母『…』 電話の相手『○○さんは本日の早朝にお亡くなりになりました。』 電話を切る母。 私は電話が鳴る前に、とても嫌な予感がしていたので、何も起きませんように…と願っていました。 その願いも叶わず…。 内容はおばあちゃんが亡くなった知らせでした。 私はおばあちゃん子だったので、あまりのショックで泣き崩れていました。おばあちゃん… おばあちゃん… 父親は急いで親戚、いとこ達に電話を駆け、病院へ家族揃って車で向かいました。 私はまだずっと泣いたまま… 気がつくと、病院へ到着しました。 急いで、皆で向かいました… 扉を開けるとそこには、おばあちゃんの姿が有りました。 肌は青白く、眠っている姿。 皆が達尽くして居て、私はおばあちゃんの元へ駆け寄り、おばあちゃん~!嫌だ~!と叫び大泣きをしていました。 そう昨夜の出来事は、おばあちゃんの様態を、死んだお爺さんが教えに来たのです… 霊感は、私にしかない為、霊『おばあちゃんの様態の変化が危ないぞ』とお爺ちゃんが教えてくれたのです。 お爺ちゃんびっくりして、気付かずに叫んでしまってごめんなさい…。
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