家族の確執の幕開け

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その空気の中、家族が集まり皆で話し合いになり、何時間話したのだろうか…ざっと計算しても長かった。 私は、姉が高校に行きたがっていた事を知っていた為、このまま離婚にするとまずいと思った。てか、自分自身が行く場所が気になる一方、母の親が、皆の前で土下座をし親は泣いていた。 『本当にすいません…うちの娘が…本当に』と涙流し空気が更に重くなり、次に話題は私達姉妹の話に… 大人『こども達はどうする?』 『○○○ちゃんは体も弱いし、里子にでも…』ふざけないで!!私の中で込み上げて来た…ばっちり聞き逃すはずがない。大人『大きいからもらいてが居ないか…』私『里子になるの?』 『無理だと思うよ…体悪いし…』そもそも里子は赤ちゃんの時に、引き渡すように成っているから、私は大きいから無理だと思った。 私は、袋がブチッ切れました… 親戚いる中、私は今まで押さえ込んで居た感情が全て吐き出される瞬間でした。私は、大泣きしていました。私『こどもをおもちゃのように、しないで』大人『…』 私『私が病気だから、医療費掛かるから別れるの』大人『違う…』私『いい子にするから別れるのだけはやめて』お父さんの妹が、話を聞いていて泣き出してしまった…そんな中…『離婚届けにはんこ押された』私はどんなに嫌いな姉でも、離れるのをためらったのだ。 最後に出て来た言葉は… 姉『お父さんの妹の、おばさんと暮らす。仕事をしながらの生活に決まり』私『おばさんに引き取られますが、さすがに医療費負担は大きく厳しい状態な為、養護施設へ預ける事に…』母はその日に夜荷物をまとめ、ショーケース片手に、浮気男の元へ… 玄関を出る時、父が母に話掛ける。 父『○○○はどうするんだ』○○○とは私です。 母『…』 父『連れていかないのか…』 母はためらう… 母『じゃあ来る』 あたしは切れた! 私『私はママとはいかない!姉ちゃんと、パパと居る!』 と叫び 母は扉を開けでていった。私は父姉の居る所で、はっきりと言ってしまった。ママは、最後まで女だったね… 父姉無言…空気も重くなりました。私は、母親の自覚て言うのを、分からない母を見て、不安な気持ちになった。 それが母との、最後です。 父は、出稼ぎ行く為、家を出ました。 それから姉と数週間、二人暮らしが始まりました。
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