家族の確執の幕開け

13/26
前へ
/286ページ
次へ
姉との生活は、相変わらずです。朝からご飯食べて二人は学校… 帰宅しては、姉が家に帰って来て一緒にスーパーへ買い物、同級生に会うのは当たり前です。同級生から、声かけられるのよく有りました。私は塗り絵が好きで、姉にねだったりもしました。前に買ったから、駄目だと言われたり、そこで私はすねたりとか普通にありました。皆は育ちがいいとか、思ってました。それはそのはず…父の高級車、服装もそれなりでした。普段着というより、お出かけ着でした。派手な生活をしていたので…学校も私服だった為、何を着て行くか悩んでました… そんな中でも、父は洋服に関しては良く、買ってくれてました。洋服を買うのに、おもちゃは買わない人だったから… おもちゃや、ぬいぐるみ位はいいじゃないかと思いますよ…本当に… 洋服買うから、おもちゃは要らないというより、いずれ使わなくなるから、服にしろ!でたよ…って思いました…またこれかよ…と私は思ってました。 母が居た時、りかちゃん人形買って貰った時は大変でした。部屋の中で、隠す場所探してその場所にりかちゃん人形を置いていました。初めて母が、私にくれたものだから大事にしてたんです。それがある日、父にばれ捨てられました… 私はその時父に 私『鬼、鬼だよ…』 言っちゃいましたね… その後、母が父に怒られたのも言う迄も無いです。 本当に、父が居なくなって良かったの言葉しか出てこない。 母は父と別れた後、うちの家の様子を何度も、朝早く早朝に見に来ていたらしく、近所の人が目撃してましたから。姉といつものスーパーで買い物をして、自転車で帰るのが日課です。二人になっても、何も変わりません。
/286ページ

最初のコメントを投稿しよう!

45人が本棚に入れています
本棚に追加