家族の確執の幕開け

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玄関前では、怖いお兄さん二人来て、物凄い勢いでドアを叩き大声で叫ぶ声が家中に響きわたる状況です。居間には、父母姉がいます。 父『○○○玄関開けて、話してこい…俺は居ないと言ってくれ…』私の名前が入る。 私『分かった…』 私は玄関へ…恐る恐る向かいました。 私は、玄関前に立ちドアを開けました。 私『ガチャ』 お兄さん『お嬢ちゃん、お父さんは居るかい?』 私『今いません』『どうしたの?』 お兄さん『お父さんは、お金をわしらから借りているんだよ』 私『そうなんだぁ~』 お兄さん『お金借りてて、返さないからお兄さん達が家に来たんだよ』 私『いくら借りてるの?』 お兄さん『それはちょっと言えないんだけどね…』 私『…』 お兄さん『本当に居ないのか~!居るんだろ~!でてこいや~!おら出てこい!』 大声を上げて怒鳴ります。 親は、彼等の声を聞き怯えています。 息をこらして、静かに会話を聞いています。 お兄さん『本当にいねえみたいっすね…』『いねえな…』 『かえりやすか…あぁ…今日はしかたねぇな…』 私『また来て…』 お兄さん『また来るよ』 『お父さんが居る時教えてな!』 私『うん』 玄関のドアを閉めて帰りました。 父『帰ったか…』『助かった…』『また来た時は頼むぞ…』 私『うん…』 この日はどうにか乗り切りました。
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