憧れ

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「ほれ、座れ~。ありがとう(ヒヨコ)」 『(腐れ教師)失礼します』 「おう!」  あの腐れ教師頭なんか撫でて…。 「唯、深谷先生に頭撫でられてる」 「変態、教師…馴々しいんじゃ!」 「って薫の彼女じゃないんだしいいじゃん」 「そ~だ!薫の彼女じゃないぞ」 「ご苦労様、唯。休み時間消えちゃったね」 『平気、準備してあるし』 「何でもう1人の当番は手伝わないんだよ!」 『薫君、そんな怒らないで』  皆本当に優しい。大切な友人。上矢部君はもっと大切な人。  でも上矢部君の大切な人は私じゃない。
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