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ある暖かい日、一人公園を散歩していた。辺りを見回すと、いつもと違って見える景色に気付いた。花🌷草🍀とても綺麗である。毎日通っている道なのに…時間の流れもゆったりと感じた。何故だろう? すれ違う人々は、慌ただしく過ぎ去っていく。 ベンチに座り、湖を眺めていたら一人のおばあさんが隣に座った。挨拶をして、煙草に火を付けた。何気ない世間話に花が咲き、僕は『愛とはなんでしょうね?』と聞いた。「恋人・好きな人に使うのが当たり前だろう!」と思っていた僕に、おばあさんが言った。「愛とは全てに通ずる。花🌷草🍀空☁人👤等々全てにな。ただ単に男女間だけではない。愛のある人は、どんな小さな事にも感動し、感謝をする。例えば、草花が綺麗だと感じたり、暖かな眼差しで物・人を見守ったり、苦手な・嫌な事・人に対しても、常に暖かな感情で、したう心があるもんじゃ。ない人は、感動・感謝があってもその場かぎりだよ。好き嫌いで物事・人を決めてしまう。愛とは凄く意味のある言葉だよ。」僕は唖然とした!意味深き言葉… 僕は自分に愛があるかを再確認し、散歩の中で感じた事は愛があってこそなんだと思った。 慌ただしく過ぎ去っていく一日一日を愛を持って過ごして行くと、暗い社会が明るくなっていはずだと思った。
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