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【114話でディーノに車で送ってもらっている時の会話】
『ディーノさん、ホントにありがとうございます!助かりました!』
「いーや、大丈夫。夕方と間違えて起きちゃったついでだしな」
『(そんな抜けてるディーノさんも萌えぇぇ…!)』
「…てかさ、わりぃんだけどさ…」
『なんですか?』
「学校、どこだっけ?」
『…はい?』
「いや、あれだ…俺この辺はまだよく覚えられてなくてさ…すまねぇ!」
『大丈夫です!大丈夫ですからそこ右に曲がってぇぇぇ!そして前見て運転してぇぇぇぇ!そしてそしてスピード落としてぇぇぇぇぇ!!!』
「あ、わりぃ…!」
『だから早く前見てくださいってぇぇぇ…!(叫』
「ここ左だっけ?」
『いや右です!つい10秒前に言いました!』
「そうだっけか!?わりぃ…!」
『(…その可愛い寝癖に免じて許しちゃうっ☆)いいえ!』
「恭弥に運転教えてからあんま車乗ってなかったからな…なんか落ち着かねぇや!」
『…まじっすか。運転教えられちゃいましたか』
「ああ!教習所は群れるのが嫌とか行って行きたがらなかったんだよなー」
『……(さすがだな)』
fin.
雲雀さんがよく前見て運転しないのは家庭教師だったディーノさんのせいだと思われた、そんな今日この朝。
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