不吉な報せ

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不吉な報せ

「なぁ、今日は何狩ったんだ?無敵のガンナーさんよ~?」 酒場にどっと笑いが起こる。 今日は依頼を受けてはいないから討伐などないに決まっている。 私がソロ専門なのを知っていて 何度もあしらった結果がこれだ。 あまりに五月蠅かったので足を払ってやった。 見事にコケ、おでこが真っ赤になっていた。 「馬鹿な酔っ払いを一人だ。酷いもんだ、小物もいい所だったよ。」 また周りでどっと笑いが起こった。 酔っ払いがおでこだけでなく、顔全体を真っ赤にし、 「このアマ・・・。調子に乗るなよ!」 酔っ払いが殴りかかろうとした時 バン! とドアが開いた。 「ハンターの諸君!・・・力を貸してくれ!」
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