66人が本棚に入れています
本棚に追加
騎士がハンターに頼みごとなんて只事じゃない、先ほどまで五月蝿かった酒場がしんと静かになった。
酔っ払いもハンターとしては一流らしく、この状況を察し先程と目付きが変わっていた。
「おう、騎士様がハンター風情に頼みごとたぁ、何事だ?詳しく話してみろ。」
酔っ払いの言葉に、騎士は切れた息を落ち着けつつゆっくりと口を開いた。
「…火山に前代未聞の飛竜が現れ…、猛威を振るっている…。」
「なんだと!!」
誰かが叫び、静かだった酒場がざわつきを取り戻した。
しかし先程とは違い、笑い等は無い。
最初のコメントを投稿しよう!