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そのうちに
あたしは
小学校に入る歳に
なった
あたしは
本当の家族と離れて祖母と
暮らす事になった
今更
新しく勝手に作られた家族と暮らすのがあたしにとって
嫌だったからだ
そして迎えた入学式
それは雨だったのは
今でも
覚えている
祖母と
ママと
新しいパパ
そして
妹…
あたしには
その新しいあたしの家族なのに他人に見えていた…
あたしには
知らない別の人の
ようだった
それから
運動会には度々来てくれたりしていたけど
あまり
嬉しくなかった
授業参観だって
誰も来なかった
祖母には悪いから
来てとは言えなかった…
度々来てくれたりしたけど
なぜかそれだけで
いじめられていた
『何で親いないんだ?』
『あいつの親かなり歳とってるよな』
陰口を言われていた…
何も言えなかった
ただ
祖母の陰口を
言われていたのは悔しかった
助けてくれる友達もいなかった友達だと思っていた奴も
裏切っていった
あたしをいじめてきたのだ
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