学校

2/4
前へ
/256ページ
次へ
私は 毎朝利香と学校に… あの待ち合わせ場所の信号も 守るようになった。 利香は 3年の先輩に恋をしていた。 私は いつも利香の話を聞き 恋をしてる利香が羨ましかった。 私 好きな人すらいない… 目が合った!とか そんなことで 喜んでる利香は 可愛い。 そんな時 利香に突然 チャンスが 訪れた。 バレンタインである。 利香は 先輩がもう少しで卒業ということもあり 勇気を出して 告白すると私に 言った。 私は 心から 応援して うまくいくことを願っていた。 バレンタイン前日 利香は 一生懸命 手作りチョコを作り上げ 手紙を書いた。 その頃 私は パパとおじいちゃんと… 後誰にあげよう… 修次には あげなあかんよな。 私も本命のチョコ ドキドキしながら 作りたいなぁ… 独り言をボソボソ言いながら チョコを選んでいた 時間にして3分 レジで 並ぶ時間入れて…家までの往復も入れても 利香のチョコを作ってる時間より 遥かに短かった。
/256ページ

最初のコメントを投稿しよう!

71人が本棚に入れています
本棚に追加