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次の日
いつものように 利香は 先輩とメール。
私は 利香が傷つくのを 見て見ぬふりはできないと決意し利香にすべて 話することにした。
利香には 私が目覚めてから 見えるもの 感じるもの すべてを 話していなかった。
なんとなく…気持ち悪がられるのが 怖かったから。
「利香 大事な話あるねん…
私 事故って意識戻ってから 幽霊が見える で その人がどんな人で どんな死に方をしたかまで わかる…
あげくには 人の過去 現在 未来まで わかってしまうようになってん。」
利香は メールしてた手を止め キョトンとした顔で 私をみた。
「信じられへんかもしれんけど ホンマやねん。」
「今も見えてるん?」
私が うなずくと…
利香は キョロキョロして
「何見えてるん?怖いやん ってか 人の未来わかるんやったら 私 この先 先輩と結婚できるか 見て」
利香は 嬉しそうに言った。
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