白い壁

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目覚めて すぐに カウンセリングが あった。 あの わけのわからない 壁から たくさんの声が 聞こえる部屋 みんなが 顔を出す… 恐怖の部屋へ… 苦痛な時間 でも 私は 何も 見ないように カウンセラーの話に 意識を集中させた 私は ニコニコしながら 彼女に 恋愛の話をし そして 高校にも行きたいと言った カウンセラーは 私の話をいっぱい聞いてくれた そして カウンセリングが 終わり 部屋に戻った 修次とママが来ていた。 「来てたんやぁ」 私は ニコニコしながら言った ママは 驚いた様子だった。 「修次 ゲームは?」 「あるで…やるか!」 私は 久しぶりに修次とゲームをした。 その晩 とんでもない恐怖が 私に襲いかかった。
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