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帰ってきたクラスメイト
次の日、行方不明になっていた、雫のクラスメイトが、不思議な事に全員学校の屋上で眠っていた。
そして、一人…
頬に涙をつたわせながら、壁にもたれかかりないている女の子がいた…
中嶋弥代その人だ。雫は、彼女を揺り起こした。
「先輩‼先輩‼起きて下さい!せんぱ~い💦」
「…ん、…うん⁉えっ?なんで私生きて…????」
生き返った事に驚いている弥代に、雫は抱きついた。笑顔で泣きながら…
「ちょっ、ちょっと⁉どうして泣いてるの?誰かにいじめられた?」
生き返った弥代は、とても優しいお姉さんのような、先輩だった。
「先輩が、生き返って良かった‼一年間って言わずに、ずっと仲良くしてください。」
と、言う雫をみて、目を覚ました雫のクラスメイト全員が、僕も‼私も‼と弥代のまわりに集まってきた。弥代は
「私、みんなと一緒に仲良く生きていく‼ありがとう、雫ちゃん」弥代は嬉し涙を流して雫に言った。
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