始まり…

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私の名前は名取雫‼ 今日から小学校に通う一年生。入学は楽しみにしていたから、この日は、ずっと心に残る恐怖の日… ―10年前― 私の名前は中嶋弥代。この小学校の六年生だ。 私は卒業をまじかに控えて、この学校を呪った。私に悲しみと苦しみしか与えなかったこの学校を… 私は小学校一年生の時から六年生までずっといじめの標的にされていた。 学校へ行くと上履きがないのが当たり前… 教科書も切り裂かれたり、隠されたりした…机にはいつも『死ね』や『この世から消えろ!』と言う文字がおどっていた。 先生は、私がいじめられているのを知っていながら無視を重ね、ついに私は死ぬ覚悟をした。 「私はこの学校を呪ってやる‼死んで10年後のこの学校は、私が呪った!黙って見ていた教師達‼あんたら全員呪い殺してやる!」そう言って、私は学校の屋上から飛び降り自殺をした。落ちている間ずっとこの学校への怨みを込めた。 ―10年後― 入学式が終わり各教室へと向かった。 私が椅子に座ると、どこからか声がした。 『呪いはかかった。お前達は、この学校を生きて卒業することはないだろう。』 と… その声はみんなにも聞こえたらしく、クラス中が騒がしくなった。 ココカラガハジマリダ… オマエラハイキテカエレナイ。 オマエラガクルノハ、ワタシノイルジゴクダ‼ アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ
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