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車は中心街を離れ、郊外に向かっているみたい。 あれから、僕と一条寺さんとの会話はなかった。 「コンビニに寄ってもらえますか?」 信号の1つ先に見える看板を指さし、お願いする。 「分かりました」 車が駐車場に止まる。 「飲み物買ってきます」 一条寺さんに告げて、僕は車から降りた。 店内に入り、真っ直ぐ飲み物が置かれている棚に向かう。 「悠貴?」 飲み物を選んでいると、後ろから声をかけられた。 「びっくりした。柚原じゃん。偶然だね」
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