*光*

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  【この歳になって迄  サンタを信じてる訳じゃ  ないんですがね…‥】 光が煌めく中男は続ける。 【でも…‥サンタに会えたら  もしサンタが本当にいたら】 取材陣は男の話を 黙って聞いている。 【息子の所にも  プレゼントを渡してくれって  …‥お願いしたいのです】 男は皺々の笑顔で そう言った。 今年もクリスマスがやってくる。 きっと今年も その男の家は 空からでも解る程 煌めいてる事だろう。  *光* ‐END‐  
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