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ベルゼとシャルルは三年生だ。そしてこの学園は更にクラスが分けられている。ベルゼとシャルルは三年生の中でも一番上のマスタークラス。4人の選ばれた者だけのクラス…ではなく、本当は実力があれば自動的にマスタークラスに入ることになる。しかしマスタークラスになれる実力があるのが今学園でたったの4人だけなのだ。
ベルゼはそのクラスの扉を開きシャルルと共に教室に入っていった。
アッシュ「よぉベルゼ!シャルルもおはよ」
最初に話し掛けてきたのはアッシュ・アーヴァイン。ベルゼの親友だ。
フェリス「また時間ギリギリだよ!もうちょっと早く来たら?」
朝からちょっと機嫌が悪気味のフェリス・レイチェル。アッシュの彼女でありシャルルの親友。
シャルル「まぁたベルゼが寝坊してさぁ~」
ベルゼ「だから先行けって言ったじゃねぇか!?」
シャルルは姫にもかかわらず毎日歩きで登校している。そして行きしなにあるベルゼ宅を訪れてから登校するのが日課である。
シャルル「そんなんしてたらあんたまた遅刻するでしょ!」
アッシュ「はいはいはい。仲良いのわかったから!」
いつもこんな調子でベルゼとシャルルは喧嘩に発展することが多い。それを長年見てきたアッシュは察知して止めに入った。
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