21人が本棚に入れています
本棚に追加
/3ページ
俺はいつものように学校に行き、父は会社、母はスーパーのバイトと家事、いつもの事だった。
だがある日、母が倒れてそんないつもの事でわなくなった。
母の倒れた原因は働きすぎという。
それで父は仕事に休暇をとり病院にずっと母の隣に座っていた。たまに疲れで座りながら寝てる父を見て笑った事もあった。でも母の体調が厳しくなり笑える日が無くなった。
余命が近いらしい。
俺はただ立ちつくすだけで何も出来なかった。
それで俺は手紙を書いた。その日母に渡したが母は「そこの引き出しに入れといて」と直ぐには読まなかった。
というかいつになっても読もうとしない。
それで数日たって母が亡くなった。
その場で亡くなった。
俺は泣いた。
それで引き出しの中の手紙は読んだ気配がなかった。一応手紙を読み返してみた。
すると手紙の最後に母の字で何か書かれていた。
最初のコメントを投稿しよう!