Black & Red

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あたしは、高校の校門に立っていた。 今日からあたしは、立派(?)な高校生になる。 この高校は制服も可愛くて、校則もそんなに厳しくなくてあたしにとっては、いい高校だ。 あたしは、意気揚々と校門をくぐる。 そしてクラス表を見に行った。 「あたしのクラスはー…っと…あった!……1のCか…よしっ」 あたしは1のCへと向かっていった。 クラスに着き、緊張で震えている手をギュッと握りしめてから、教室のドアを開けた。 ガラッ 開けた瞬間、いろんな人の視線があたしに集まる。そして一瞬間があったかと思うと、すぐにまた騒がしくなった。 黒板に張ってあった座席表で、自分の席を確認して席に着く。 あたしは、誰かに話しかけようとしたが言葉が出て来なかった。 すると後ろの席の子が話しかけてきた。 「ねぇっ、どこ中出身??」 その子は、目はぱっちり二重で顔は整っていて見るからに美少女だった。
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