第一章~起動~

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突如現れたザクキャノンのタックルを受け、アルの乗るザクⅡ改は転倒をする、さすがのアルもザクキャノンがタックルを進んでしてくるとは夢にも思わなかったがために、度肝を抜かれたようだ。 本来、ザクキャノンは中距離支援型の機体のため、格闘を行う事はそうそうないのだ。 ザクキャノンは倒れたアルに肩に装備されたキャノン砲を0距離で突きつける、だが、アルも負けるわけにはいかない、構えていたMMP80-マシンガンをザクキャノンのメインカメラに撃ちまくる、ザクキャノンはその衝撃でよろける。 すかさずアルは立ち上がり、ザクⅡ改に装備されているヒートホークでザクキャノンのキャノン砲と腕を切り落とした、ザクキャノンは大破したため、そのパイロットは白旗をあげた パイロット「完敗だよ、必ず勝ち残ってくれよな」 アル「ああ、当たり前だろ」 アルは再び辺りを散策し始める。 またも現れるライバル生達、アルは幾度も戦いを繰り返した。そのせいもあってか、無傷ではすんでいない、MMP80-マシンガンの弾は全て撃ち尽くし、残っているのはヒートホークとハンドグレネイドが3つ、アルはとりあえずと言わんばかりに模索をはじめた、充分に辺りを警戒しながら、すると、近くで戦闘の音が聞こえはじめた アルはゆっくりと近づき、その様子をみた、その光景は凄まじかった。 敵チームのザクⅡ改と本来遠距離型の機体である味方チームのザクⅠスナイパーが接近戦で互角に渡りあっているのだ、双方とも武器の弾は撃ち尽くしているようだ。 ザクⅠスナイパーの方が体制を崩した、そこにザクⅡ改がヒートホークを振り下ろそうとした瞬間、アルは飛び出していた、アルは相手のザクⅡ改にタックルを浴びせた 相手のザクⅡ改は突然の不意打ちに吹き飛んだが、バーニアをふかせ、持ちこたえた アル「どこのどいつか知らないが、なかなかやるな」 敵パイロット「くっ、不意打ちか…」 ザクⅠスナイパーのパイロットはアルの声を聞いて驚きの声をあげた 味方パイロット「その声、アル、アルなの?」 アル「そういうお前は、ユイ!!」 ユイ「そうよ、私よ、そして、相手のザクⅡ改に乗っているのは、クラウ、クラウ曹長よ」 アル「なに!?」
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