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あたしの頭をくしゃくしゃっと撫で
「はいはい、じゃーねー」
と行って去っていこうとした。
その時あたしはついに堪忍袋の尾がきれるとゆうのはこうゆう事かと体験した。
もともといじったりからかったりするのが好きなあたしが、ちゃらちゃらした男に(もう既にかっこいいとゆう概念が末梢された)、
しかも初対面にここまであしげにされたのが我慢ならなかった。
そう思った瞬間、
あたしはそいつの腕をひっぱり、よろめいたそいつの股の間をおもっきり蹴った。
ごふっと音がして
「っつ…」
とそいつは無言のまますわりこんだ。
苦痛にゆがんだその顔を見ながら
「せいぜい貧相なあんたの〇〇大事にしな。あたしの前にあらわれるな」
そう言い残してあたしは学校にむかった。
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