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お父さんたちは分けが分からず何か叫んでいる。すると黒い服の人が何かを取り出している。無数の刃が凄い勢いで回転しているもの。
チェンソーだ。
それを父さんたちに向けている。
「まさか。」
黒い服の人がだんだんと父さんたちに近ずいている。
「止めてくれ。誰かあいつを止めてくれ。」
俺は涙声でナオミに頼んだ。
「残念。これはもう終わった事なの。止めることは出来ないわ。」
黒い服の人がチェンソーを上げた。
「止めろ~~~~~~~~~~。父さん、母さん逃げて~~~~~~~~~~~~。」
その声は空しく部屋に響き、テレビの画面が血で真っ赤になった。
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