✨プロローグ✨

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「次はこの国らしいですぞ。どうしましょう?王様」 「どうにかならんのか??このままでは奴等、悪魔族にこの国がやられてしまうぞ。それだけはどうしても避けねばならぬ」 自分の国が襲われると知って、不安げになる若い大臣と老いた王様。 王のそばには、王の息子と見られる立派な姿の若者がいた。 王子もあわてふためく父の姿を見、内心焦っているように見える。 すると、そこへ、一人の若い男が、現れる。 「王様」 「おぉマーク、いたのか?」 王様が安心な顔をしながら『マーク』とよばれる男と話をする。 一応、この男がプロローグでの主人公となる。 「このマークが奴を止めて参ります」 マークは自信たっぷりな顔をしている。 「やはり、王国1の剣士であるおまえに任すしかないのか。すまぬな、マーク、奴等から、この国を守ってくれ」 「はっ」 マークは、この国の兵士長を務めている。 国1番の剣士が兵士長であるから、人望もあつい。 王様も安心していられる理由はそこにあった。
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