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付き合って、1ヶ月以上たって、毎日会ってるのに、まだキスしかしてなかった。
その時は私に魅力がないのかなってずっと考えてた。
無言の私は、その事も考えて益々無言になった。
今までの男は、付き合ったらすぐに体を求めてきた。
だから、こんなに何もないのは初めてだった。
無言で長い時間車に揺られてた。
すると、ゆうちゃんがいきなり泣き出すから、私はビックリした。
「ゆうちゃん、どうしたん?何で泣くん?車停めよう」
コンビニで車を停めた。
もう一度聞く。
「どうしたん?」
ゆうちゃんは涙を手で拭いながら、
「由紀ちゃんが他の女に愚痴られてても助けられへんかったし。由紀ちゃんごめんなさい。俺、由紀ちゃんの事好き過ぎてどうしていいかわからへんねん」
「そんなん別にかまへんよ。他の女に何言われても動じへんしな(笑)」
笑ってゆうちゃんをなだめる。
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