プロローグ

2/9
前へ
/310ページ
次へ
━広大な砂漠の大地に、数台の輸送トラックと、数機の重AD『ベルアイ』が走っていた。 ハリー「各機につぐ。敵の戦力はそれほどでもない。だが、奴らはアフリカ軍の重ADを所有している。油断するなよ」 焔&井上「了解」 焔は自機のなかで呼吸を整える。 そして、力強くレバーを握ると、機体を起動させた。 上川「輸送トラック、目標ポイントに到達!」 ハリー「よし、出撃だ!」 突然、輸送トラックの周辺で爆発がおこる。 斬龍隊のしかけた爆弾である。 その直後、三方向にある砂で出来た丘から、三機の紅いAD『斬龍』が姿をあらわした。 ハリー「ベルアイをさきに破壊するんだ!」 6機いたベルアイは、突然の出来事に困惑して、動きをにぶらせていた。 それに対して斬龍隊は、一機ずつ集中して攻撃していった。 井上「はああああっ!」 井上機はマシンガンを撃って敵に隙をあたえないようにして、一機のベルアイの後方にまわりこんで、破熱斬刀で機体を真っ二つにした。
/310ページ

最初のコメントを投稿しよう!

800人が本棚に入れています
本棚に追加