―太陽と花の芽―

1/1
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/22ページ

―太陽と花の芽―

小さな小さな花の芽は いつも太陽に恋をしている 太陽の光によって元気になり すくすくと育つ だけど太陽の光がつよいと 芽は弱くなる 太陽の光に叶わないと諦めて 水という名の優しさに甘える 苦しくなく、いつもどうりになる だけど、心に穴あいている 太陽という 名の穴がぽっこりとあいている 芽は太陽が必要だと気付く そして今日も元気に太陽の光をあびる 今は蕾でもいつか 太陽と一緒になって 一輪の綺麗な花を咲かせられると信じている それはまるで… 私の恋のようだった 私は芽…あなたは太陽… 今日もまたあなたを愛し続ける
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!