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―太陽と花の芽―
小さな小さな花の芽は
いつも太陽に恋をしている
太陽の光によって元気になり
すくすくと育つ
だけど太陽の光がつよいと
芽は弱くなる
太陽の光に叶わないと諦めて
水という名の優しさに甘える
苦しくなく、いつもどうりになる
だけど、心に穴あいている
太陽という
名の穴がぽっこりとあいている
芽は太陽が必要だと気付く
そして今日も元気に太陽の光をあびる
今は蕾でもいつか
太陽と一緒になって
一輪の綺麗な花を咲かせられると信じている
それはまるで…
私の恋のようだった
私は芽…あなたは太陽…
今日もまたあなたを愛し続ける
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