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《ACT.鳴海》
今日、俺は憂樂音学園に転入する。
只今の時刻、8時半。
憂樂音学園のHRは8時40分からやから完璧遅刻やけど
まあなんとかなるやろ。
俺の必殺スマイルで。
そう思ったから、急がなかった。
そして携帯をいじりながら歩いて数分、憂樂音学園に着いた。
ガラガラガラッ
俺はいかにも急いで走って来ました!って感じで勢いよくドアを開けた。
『すんません。遅れました!!!』
…なんか結構脅えられてる気がするんやけど。
「ち、ちょっと怖いね」とかヒソヒソ話が聞こえたし。なんやねん。
…ここは有名私立高校らしいから、こうゆうナリ(容姿)は珍しいのやろか?
「まあいい。転校初日は多めに見てやろー。じゃ軽く自己紹介して」
そう担任の岡…なんとかセンセに言われた。
…うし!!俺の美貌の見せどころやな!!!
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