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「「きゃーっ、そうなんだ鳴海君っ★」」
女子達の黄色い声で目が覚めた。
どうやら今は1時間目のあとの休み時間らしい。
「「すっごいね~!!鳴海君って!!!」」
うるさいな~……。
私のクラスの女子は基本、虐めもするような子もいないし良い性格の子ばかりなのだが
野次馬度が高い。
…うるさすぎ。
ここは[彼処]へ回避しよう。
「愛~どこ行くの~?」
教室を出ようとした時、野次馬に混じった眞由美に声を掛けられた。
『ん~、いつものとこー。昼になっても来なかったら起こしに来てー』
「了解~★」
そう眞由美とやり取りをして、私は[彼処]に向かった。
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