第1章:S男

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「なんやねーん。起こしてやったのに、その態度はないやろ~」 転校生はそう言って爽やかに笑ったので 『その顔 キ モ い 猫かぶんないでくれますか』 正直な意見を言わせていただきました★ それから少し間が空いてから、転校生が口を開いた。 「や~っぱ、お前にはバレてたんやなぁ?」 転校生はさっきの爽やかな笑みとは違い、ニヤリと笑った。 本性現しやがったな 。 『はっ。バレバレですがそれが何か?』 私は鼻で笑ってそう言った。 「言い触らされたりしたら困るんやな~」 『言い触らしませんよ。そんな利用価値のない情報』
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