第1章:S男

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《ACT.愛》 「出席とるぞ~」 岡ちゃんが出席をとり始めた。 「青木~」 「はい」 「一ノ瀬~」 『はーい』 「…うっうぎゃああああ!!!」 ……なんかデジャヴ。 「いっ、一ノ瀬が遅刻せずに学校来るなんて……!!!明日は雪が降る!!!いや、世界が破滅する!!!」 …おい、眞由美とグルなのか。この野郎。 『せんせ~早くしてくださーい。授業、始まっちゃいますよ?』 私は黒い笑顔で言ってやった。 「(サーッ)…そ、そうだな。わ、悪い、続けるぞ………う、上田~」 そう言って岡ちゃんは再び出席をとり始めた。 岡ちゃんうけるビビッてるー。 出席をとり終わって 「岡~転校生はぁ?」 同級生Aが岡ちゃんに言った。 ……うるさいな、同級生Aの名前、覚えてないんだよ。 「あ~……なんかそれがまだ来てないんだよなぁ」 岡ちゃんがポリポリと頭をかく。 …と、そのとき… .
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