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《ACT.愛》
「出席とるぞ~」
岡ちゃんが出席をとり始めた。
「青木~」
「はい」
「一ノ瀬~」
『はーい』
「…うっうぎゃああああ!!!」
……なんかデジャヴ。
「いっ、一ノ瀬が遅刻せずに学校来るなんて……!!!明日は雪が降る!!!いや、世界が破滅する!!!」
…おい、眞由美とグルなのか。この野郎。
『せんせ~早くしてくださーい。授業、始まっちゃいますよ?』
私は黒い笑顔で言ってやった。
「(サーッ)…そ、そうだな。わ、悪い、続けるぞ………う、上田~」
そう言って岡ちゃんは再び出席をとり始めた。
岡ちゃんうけるビビッてるー。
出席をとり終わって
「岡~転校生はぁ?」
同級生Aが岡ちゃんに言った。
……うるさいな、同級生Aの名前、覚えてないんだよ。
「あ~……なんかそれがまだ来てないんだよなぁ」
岡ちゃんがポリポリと頭をかく。
…と、そのとき…
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