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5分程、走って私達の降りるバス停に着きバスを降りると、何故か金城 耀も一緒に降りていた。
金城 耀もここなわけ?
でも、朝とか会った事ないよね?
『じゃあ可憐ちゃん。また明日ね♪金城君もまたね。』
『うん。また明日。』
『あぁ…。』
手を振りお互いに家の方向へと別れた。
暫く歩き私は立ち止まり、振り返った。
『ねぇ!何で後付けてくるの?!何か私に用でもあるわけ?!』
辺りを見渡し、俺?と自分を指を指している。
『アンタしか居ないでしょ?金城 耀……。』
『少し姫君と話しがしてみたくてね♪』
『話し?私には無いから。じゃあ…。』
何なのコイツ…。
話しがしてみたいとか言って意味分かんないし!
って言うか、チャラ男嫌い…。
それでなくても、今日は朝といいさっきといい、イライラしてるのに…。
早く家に帰って稽古したいなぁ…。
『……って言うか!!いつまで付いてくるのよ!いい加減にしてくれる?!』
『話ししてくれるまで付いてくつもりだけど?』
もう!!
何なわけ!!
私は家まで付いて来られるのも嫌だったので、仕方無く金城 耀の話しを聞く事にした。
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