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目の前には屍があった
ボクの右手にはナイフが・・・
「ボクが殺したの?」
そんな自問自答をする。
それより此処は何処?
薄暗くてなんか臭い
10代だろうか女の子の裸体の屍
四角い部屋でドアは無い。
「うぁぁぁぁ!!」
叫ぶが声は反響して戻ってくるだけ
どうしようと言う気持ちよりも
狂いそうな状態に戸惑いを感じた
とりあえずボクは出口を探す事にした。
四方八方コンクリートに包まれている
呼吸が出来てる事から完全な密閉空間ではないと察知し、空気が入る隙間を探してた。
薄暗いので手探りで壁を触るがわかるはずがない。
頭を抱えたボクは壁にナイフで
「タスケテ」
と彫り続けた。
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