第一章…出会い

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翼はいつもあと二本遅い電車に乗っていたが、初日くらいはと早く行く事にした。 (今日から新しい部署へ移動するんだよな~。) そんな事を考えながら、ふと横を見ると泣きそうな女の人が目に入った。 自分より小さいその人は、唇を噛み締めていた。 (どうしたんだ…? なんでこんな顔……。あっ…。) .
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