学園BASARA

ママと息子

　　　　～２年教室～

佐助「ちょっとちょっと旦那、他の教科は全部平均点あるのに何でコレ(英語)だけ赤点なわけ？」

幸村「何故と言われても…そのようなｷﾃﾚﾂな言葉と文字理解出来ぬぞ、佐助」

佐助「それは旦那がちゃんと勉強しないからでしょーが！ほら簡単な単語だけでも教えるから座って座って」

幸村「う…うむ…；」

…勉強開始…

佐助「じゃあまずはコレ、何て読む？これは1年の問題だから出来るよね？」

問1.door

幸村「ど…ど……」

佐助「お、出だしは良い感じ…？」

幸村「わかったぞ佐助！答えはドールだっ！」

佐助「はいっ、ブッブー！つか何で?何でドール!?」

幸村「dooでドー…rでル。だからドールでござろう？」

佐助「全然違うっ！答えはドアっ、いい？そこの戸の事っ!もう次行くからねっ、はいコレは？」

問2.apple

幸村「これは…林檎っ!あっぷる！」

佐助「お、コレは流石にわかるか。旦那好きだからね林檎、じゃあ次はコレね」

問3.window

幸村「う…うぃん…ど……」

佐助「お…そうそう、良い感じ良い感じ」

幸村「うぃんど……………うぃ？」

佐助「ちっがう！何で始めは読めて最後に駄目なの、つか最後ｉ付いて無いじゃん!ｳｨﾝﾄﾞｳｨって何っ!?」

幸村「ぬぅ…；多少くらい良いではないか…」

佐助「いや良くないって；それだと全然伝わらないからっ！」

幸村「う～…伝わらなければ物に指を指せば良いではないかっ!」

佐助「うわ～…逆キレされちゃったよ俺様…、わかった…わかったよ。じゃあ次行こうね…はぁ…」

問4.mountain

幸村「これはﾃｽﾄでも書けたぞ!もうんたいん！」

佐助「…………うん、書けたのは偉い。偉いよ旦那、けど…ローマ字読みは…」

幸村「英語は全てローマ字ではないのか佐助？」

佐助「(そこからっ!!)………………うん、旦那もう英語いいから帰ろう…俺が悪かったよ…(肩ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ)」

幸村「良いのか…？」

佐助「まぁ…何か言われたら"ｱｲ ｷｬﾝﾄ ｽﾋﾟｰｸ ｲﾝｸﾞﾘｯｼｭ"って言えば良いから」

幸村「ｱｲ ｷｬﾝ…まぁ適当にやるでござる」

こうして佐助の努力は消えて行くのでしたww

終われ