時計2………7年前。

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君の前に立つ。            穏やかな6月梅雨晴れした空。            君の前に花を贈る。             手を合わせてふと思う。             あれから6年。             君の時計は6年前に止まった。             君の前に立つと思い出す。6年前に君の時計が止まった時のコトを……。             あれは6年前。             突然君からの電話。 会って相談したい。             僕は断った。 断る理由は特に無かったが断った。             この電話を最後に君の時間は止まってした。             次に君に会った時は、時間が止まり氷のように冷たかった。             眠るように穏やかな君の顔その日がくるたびに思い出す。             誰もいないところで嗚咽した。             叫んだ。             手の甲が潰れるまで何かを殴った。             一晩中。             なぜ?なんで?どうして?と何度も止まった君に話かける。
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