愛の印

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「んゥ....んッ」 いつの間にか ズボンの中にまで来ていた 石田の手。 手のひらで 優しく撫でるようにじらされて 小さな喘ぎ声と一緒に 腰がうねる。 「も、えって...はよ...ッ」 とにかく はやく。 はやく。 はやく。 じらされるのは嫌。 その間にも 離れていきそうで怖、い。 要求なんて 言葉だけじゃ足りない気がして 強請るように強く抱きつく。 「いしだあ....」 耳元でため息混じりに 甘える様に囁けば 小さく反応して モノを擦る強さが増した。 「うあ..ッ!んッぁ...ッも...ッと...」 このぐらい言わなきゃ この行為はだらだら続く。 今は、 今は、 ただ離れたくないだけ。 だから、早く、、。  
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