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・・・さあ、ここから逃げなければ・・・。僕はまず、この部屋から出ることを考えた。どうやって逃げるか・・・そのまま突っ込んで母さんに見つかったら大変だ・・・なぜかそんな気がする。やっぱり窓から飛び降りるしかないか・・・そう思い僕は窓に近づいた。・・・誰もいない、当たり前か・・・やっぱり考えすぎなのかな・・・。僕は考えすぎたと思い、普通にドアから出ようと考えドアを開けたそのとき!!
「!!!!!!」
なんだ・・・あの変な生物は・・・体が原型を保っておらずなんとか歩ける人間の形になっている。だが、あれは人間じゃない・・・顔がはがれてる・・・目もとれている・・・。だが口は以上に大きい、あんなのに噛まれたらひとたまりもない。そのとき窓のことが頭にちらついた、あの口なら・・・ガラスごと食べれるかもしれない。それと同時にもうひとつ見てはいけないものを見つけてしまった・・・あの怪物の手には親父らしきものがあった。顔ははがれて赤いものが見え、胴体はまるでライオンが獲物を食べたときの獲物の姿になっていた。
(これは・・・やばい!)僕はそう思い、ドアを閉めた。
「どうすれば・・・」
どうすれば脱出できるんだ・・・。
・・・続く。
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