恐怖

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ドクン、ドクン、ドクン。僕と怪物の距離は1mほどだ。 (くるな・・・くるな・・・) 怪物の息づかいを感じられる距離になっている。 (ドクン、ドクン、ドクンドクン、ドクン、ドクン)・・・・・・・・・。あれ?怪物の気配が感じられなくなった。 (もしかしていなくなったのかな?) 僕は隙間から様子をみたそのとき!!あの怪物と視線があってしまった! (やべえ!ばれたか!?)あの怪物がクローゼットを調べようとしてる!! (うわああああ!!) 僕は心の中で叫んだ。もうだめか・・・。僕が恐怖と絶望に支配されたそのとき、あの怪物の動きがとまった。 (・・・どうしたんだ?)僕はただただぼーぜんとしていた。 「ウギャアアアアア!!!!」 !!!!!!一体なんだ!?なんとあの怪物がこの部屋から出ていった。 「・・・一体なんなんだ?」 僕は思わずつぶやいてしまった。だがこれで確信した、ここにいては殺される。それだけは現実のようだ。「・・・母さんはどうなったんだ?」 僕はそんなことを気にした、多分この状況だから生存の確率は・・・0に近いと思うが。 「探しにいくか・・・」 僕は決心した。この判断が悲しい真相をしるとは知らずに・・・。 恐怖・・・完。
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