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僕は息を殺しながら部屋を出た。
(母さんは一体どこに・・・?)
僕は階段から出来るだけ見える範囲で辺りを見回した。
(・・・異常ないな)
僕は足音を出来るだけ鳴らさずに階段を降りた。だが・・・ネチャ、何か踏んだようだ。
(こんなときに・・・)
僕は足下を見た、だが見なかったほうがよかった・・・。
(な、なんだよこれ・・・)
何かの肉片のようだ。おそるおそる肉片を見てみると、
「うわ・・・!!」
思わず声をあげてしまった・・・なぜか?肉片にはうつろな目がついていて、こちらを見ていたからだ。
(・・・)
僕はただ呆然とするしかなかった・・・。
・・・続く。
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